ビットコインを入手するためにはあらかじめ仮想通貨取引所にアカウントを登録して、取引所が指定した口座に銀行振込で資金を入金する必要があります。
販売所を利用する場合にはクレジットカードのショッピング枠を利用することも可能ですが、入手したビットコインが販売所から出金できるようになるまでに1週間程度待つ必要があります。
仮想通貨取引所であるコインチェック(coincheck)では登録したアカウントに資金を入金する方法として、コンビニ払いのサービスを日本で初めてスタートしました。
コンビニは24時間利用できるので、夜間や休日でも手軽に取引所のアカウントに入金することができます。
現在はコンビニを利用して取引所のアカウントに入金することができるものの、仮想通貨を直接コンビニで購入したり商品を購入する際の決済に使用することはできません。
近い将来、コンビニで商品を購入する際にビットコインで支払うことができるようになる可能性があります。
仮想通貨取引所であるビットポイントが大手コンビニチェーンとビットコイン決済を行うためのソフトウェアの開発を行っていて、2017年度中にサービスの概要を発表する予定です。
ビットコインをコンビニで入金して購入するメリットとは?
コインチェックのアカウントにコンビニ入金するメリットは、すぐに入金が反映されることです。
銀行振込を利用してアカウントに入金すると、取引所の口座に着金するまでに1日程度待たなければならない場合があります。
取引所の口座に入金してから実際に取引ができるようになるまでに、数時間程度待たされるケースもあります。
夜間や金融機関が休みの日でもすぐにビットコインの取引をしたい場合には、支払手続き後にすぐにアカウントに入金が反映されるコンビニ払いを利用する必要があります。
ちなみにクレジットカードを利用して販売所でビットコインを購入することも可能です。
ところがクレジットカードで購入したコインを出金または売買取引に利用することができるようになるまでに、1週間から10日程度待たなければなりません。
このため入手したコインを数日以内に取引または出金したい場合には不向きです。
すぐにビットコインを購入して出金したい場合には、コンビニで入金する方法が一番便利です。
coincheckが日本で最初にコンビニ払いによる入金サービスを始めましたが、現在はbitFlyerやZaifでも同様のサービスを実施しています。
コンビニを利用すると取扱手数料がかかりますが、即時入金ができるというメリットがあるため人気を集めています。